【FIREの日常】#36 NPO法人 あわじFANクラブ

先日、淡路島への移住をサポートしているNPO法人 あわじFANクラブの方々とお話しする機会がありました。私も移住前に色々と相談に乗ってもらったり、移住後にも交流会に参加したりして顔見知りではあったんですが、がっつりと話をするのは初めてだったので、とても楽しく勉強になりました。今回は、あわじFANクラブの活動も併せて書いていきます。

そもそも、何故あわじFANクラブの方々とじっくり話す機会があったのかと言うと、このNPOが淡路島への移住者相談窓口業務を委託されており、その一環で私のような既に移住した人たちの声を集めて発信する事業もやっています。私は島でFIRE生活を始めたという、ちょっと変わった経歴があったので、取材対象に選んでいただいた、、、という運びになったわけです。

このNPO法人の活動はかなり多岐にわたっていて、移住を希望している人・検討している人のサポートはもとより、移住した人がスムーズに島の暮らしに馴染めるようにフォローしたり、淡路島の魅力を発信したり、移住者交流会や自然観察など各種イベントを開催したり、と盛りだくさんです。関わっている人たちも忙しいとは思いますが、好きでやっているのが分かり、とても楽しそうです。

そんな人たちが、淡路島の南端にある我が家に来てくれました。前日からの雨は止んでいましたが生憎の曇り空の下で写真撮影から始まりました。『いつもどおり自然に~』と声を掛けられますが、そもそも撮られることに慣れていません。何をどうすればいいのか分からず、あたふたするだけでしたが、おそらく何枚が写真を撮って撮影は終了。部屋に移動してインタビュー形式の取材が始まりました。

取材の内容はライターさんが原稿にしてあわじFANクラブのホームページに掲載されると思うのでここでは割愛しますが、インタビューを終えて思ったのは『しゃべるだけって、なんて楽なんだろう~、本当にこれでいいの?』でした。

生涯でインタビューを受けるのはこれが2度目なんですが、1度目は行政書士の試験に合格した時に使用していたテキストを制作している通信講座の会社から受けた依頼でした。その時も感じたんですが、インタビューを受けている本人は聞かれたことに対して、思いついたことをべらべらと喋るだけなので単なる雑談と変わらないんです。何かを宣伝したり告知したいわけでもなく、ただただ受験までの思い出や事実を話すだけなので、そこに訴えたいメッセージも何もなく、逆に『いやぁ~上手くいった!』という手応えも無いんです。

今回も自分の日常を中心にFIREになるまでの経緯やご近所の方々とのエピソードなんかをいつも通りの調子で話ましたが、

どこをどうやって使うの???
誰かの役に立つこと言えた???

と、心配してしまうくらいに普段の雑談と変わらない内容でした。でも、ここからがライターさんの腕なんでしょうね。もの凄く「それっぽい」記事に仕上げてくれました。

この企画は移住者数人にインタビューをして、連載記事として順次NPO法人のホームページにアップされます。丁度、この日記を書いている最中に掲載されたので、興味を持っていただけた方は、是非ともこちらの記事も読んでみてください。