【FIREの日常】#28 ご近所紹介:さんゆ~館

今回は南あわじ市のクア施設「さんゆ~館」に行ってきましたので、その様子をレポートします。

さんゆ~館は、前回紹介した「ゆーぷる」と同じ海月館グループが経営している、言わば兄弟・姉妹のようなレジャー施設です。温泉施設が2種類あって、それを男湯・女湯で毎日入れ替えているところや、ロビーに格安の産直野菜やお土産を置いているところ、値段なんかはどちらも同じですが、さんゆ~館には夏場のみ利用可能なプールが併設されているところが大きな特徴です。

私は3月下旬の平日10時過ぎにさんゆ~館に行きました。場所は南あわじ市の市役所や警察署がある行政の中心地から車で5分ほどのところにありますが、うちの家からだと20分ちょっとかかすでしょうか。ゆーぷるが10分くらいなので、結構離れている印象ですが、買い物や仕事で行くことも多い地域なので、そのついでに寄れるいい場所にあります。

当日は100台ほど停められる駐車場に20台以上の車が停まっていて少し驚きました。平日の開店直後にこれほどの車があるってことは、、、混んでるのか?ちょっと当てが外れたかなぁ~、、、なんて思いながら中へ。

入り口の自動ドアをくぐって下駄箱に靴を入れると正面に地産野菜などを販売している売店コナーが見えてきます。この時期ならではのレタスが1玉120円だったり、分葱や太ネギなどの季節の野菜が並んでいて、この場所だけでも結構楽しめます。売店の反対側に券売機があり、そこで630円を払い、受付にチケットを渡して、手指の消毒を済ませてから施設に向かうのですが、まず左手にプール施設が見えてきます。この時期は水も抜いてありがらんとした印象ですが、夏場は結構な人で賑わうのかも、、、なんて想像できるような明るい施設です。この前を通り過ぎて、いよいよ温泉施設です。当日は奇数日だったので、男性は洋風の「ゆづるはの湯」になります。

脱衣所には先客が5人いて、30くらいある洗い場にも5人ほど、湯舟には4人がくつろいでいました。ゆーぷるに比べると混んでいる印象ですが、露店風呂には誰も居なかったことを考えると、密度的にはそうでもないのかもしれません。ところどころで「おはよう」とか「最近どう?」なんて言葉が交わされているところをみると、朝からひと仕事終えた常連さんが開店と同時に入浴をしているんだろうなぁ、なんて思ってみていると、案の定1時間後には半分以下に減って、少しがらんとしてきました。

この施設で1番気に入ったのは、「スタジアムサウナ」です。5段の階段状になったサウナ室には本来15~18人ほどが入ることができますが、蜜を避けるために8人分の敷物が疎らに敷かれています。そこに4人の先客が小型TVで選抜高校野球を観ながらくつろいでいます。

サウナには3回を目途に入ることにしている私は、初回は迷わずもっとも暑い最上段に向かい、座禅を組んで熱波を楽しむつもりでしたが、想像以上の熱に汗が吹き出し、6分ほどでギブアップ、すぐさま水風呂と外気浴へ。1分の水風呂と10分ほどの外気浴を終えてから、これをあと2回繰り返しました。この日は晴れて風が心地よかったので、外気浴ついでに甲羅干しの日光浴も存分に楽しめました。

なんやかんやで90分ほど温泉を満喫して、最後の締めに定番の「黒酢ドリンク」を飲んで帰ろうとしましたが、ここで唯一のがっかりポイントが、、、残念なことに黒酢ドリンクが準備されていませんでした。う~ん、仕方がないなぁ、と握っていた100円玉を財布に戻して帰路につきました。

街の中心街からのアクセスもよく、プールも併設しているので、地元の人や観光客にも人気があるのがよく分かる施設でした。イングランドの丘や淡路牧場に行ったついでに寄ってみるのにはとてもGoodで、お勧めです。

そうそう、帰りに買ったレタスもいい味でしたよ。