【FIREの日常】#95 ご近所紹介:湯の川荘

いいとこ見つけちゃいました!!と言うか、お隣さんに教えてもらいました。

南あわじ市老人福祉センターの湯の川荘、、、温泉施設なんですが、泉質がすごくいいんです。

これまで南あわじ市にある健康ランドを3つ紹介してきましたが、その中でも「ゆとりっく」はお湯がトロトロで肌がとても気持ちいい、と書きました。南あわじ市には源泉が6種類もあり、健康ランドや銭湯、足湯など日帰り入浴できる源泉は5つあります。私は3つまでは制覇したんですが、今のところの一番のお気に入りは「うずしお温泉」です。

理由は炭酸水素イオン濃度がとても高く、しかもその含有量は日本三大美人の湯(龍神温泉、白浜温泉、有馬温泉)と同じくらい含まれています。そして、炭酸水素イオンは活性酸素を中和する働きもあり、老人福祉センターにうってつけの温泉なんです。

このお湯は「ゆとりっく」でも堪能できるんですが、残念なことにゆとりっくは「運び湯」といって源泉で汲んだお湯をタンク車で運び込んだものなんです。

でも、湯の川荘は違います。。。そう、源泉なんです。

しかも、ヌルヌルし過ぎて滑って危ないので水で薄めるほど濃いらしい、、、

と言うことで、期待を胸に南あわじ市の西側にある伊加利地区まで車を25分ほど走らせ行ってきました。

あらかじめお隣さんから

①建物や施設がとても古いこと、

②シャンプーやボディソープは無いこと、

③飲み物の自動販売機がないこと、

は聞いていたので、途中の100円ショップでお風呂グッズを揃えて、いざ施設内へ。

駐車場からは診療所や福祉センターの建物やドッグランなども見えますが、「湯の川荘」と大きな文字で書かれた看板が目に留まり、迷わず施設まで行くことができます。そして、手引きのスライドドアを開けると一畳ほどの沓脱場があり、右手に下駄箱があります。健康ランドなら靴の置き場所も鍵付きのロッカーになりますが、ここでは下駄箱に並べて置くだけ。

靴を置いてスリッパに履き替えたら、「管理事務所」と小さな札を下げた受付(?)に声をかけます。この施設、南あわじ市民とそれ以外とで利用料が異なるので、一応免許証を提示して市民であることを伝えて料金の310円を支払います。ちなみに、市民だと65歳以上は100円ですが、市外の人は一律630円だそうです。

ロビーと思しきスペースにはソファーが数脚とテレビが置いてあり、その前を通って脱衣場に向かいます。脱衣場は8畳くらいの広さで、ロッカーが27個と洗面所、トイレというシンプルなつくりで、洗面所にはもちろんドライヤーなどありません。

8番のロッカーに衣服や荷物を入れてから、いざ浴室へ。

浴室内は7つの洗い場と1つの浴槽という、脱衣場に負けず劣らずのシンプルさ。家のお風呂を7倍に拡げたような、そんな作りです。先客が2人ほどお湯に浸かっていたので、私もかけ湯をしてから湯舟にIN。

入ってすぐに分かりました。お湯がトロトロで、身体にヌルヌルがまとわりついてきます。この感触があまりに心地よくて、お湯に浸かっている間ずっと腕や顔や足なんかをスリスリしてしまうくらい全身すべすべになるんです。脱衣場の案内板にはお湯の温度は42℃となっていましたが、体感では38~39℃の気持ちいいぬるま湯でした。

15分ほど湯舟に浸かってから、洗い場で髪と身体を洗い、また湯舟に。これで終了です。

正直、健康ランドのようにサウナや電気風呂など色々な施設を楽しめるわけではありませんので、入浴時間は30分くらいと通常の半分くらいでしたが、満足度は十分でした。家からは少し距離があるので、頻繁に通うことは無理かもしれませんが、季節ごとには行ってみたい、とても気に入った温泉でした。

この温泉、お湯を買うこともできるので、次回は大きなポリタンクを持って出かけてみるつもりです。

いいとこ、教えてもらいました(#^.^#)