通勤ラッシュがくれたもの

前にも少し書きましたが、今は仕事の都合で関東にいるので、移動はもっぱら電車です。なるべく込み合う時間は避けていますが、それでも巻き込まれることがあります、通勤ラッシュに (>_<)

以前の自己紹介でも書きましたが、これまで福井と神戸、東京で仕事をしてきました。福井のときは自動車通勤、神戸のときは電車通勤でしたが電車の混み具合はまぁほどほど。で、東京ですが、、、むごいですよね。東京を離れたいと思い始めたきっかけは、この通勤ラッシュから早く逃れたかったからで、会社を辞めたのも地方への転勤が叶わず東京残留が長くなったから、つまり通勤ラッシュが少なからず退職の原因となっていました。

そして退職してからは、学生生活→コロナでテレワーク→車社会への移住、と通勤ラッシュから距離を置いた心穏やかな生活をおくっていたため、あの苦痛を思い出すことも無くなっていました。

そもそも、私にとって通勤ラッシュの何がそんなに苦痛なのか。3年ぶりに通勤ラッシュを体感している西武池袋線18:50池袋発の急行に乗りながら整理してみました。

まず、感じたのが足の疲れです。ただ立っているのではなく、無理な体制で不安定になった重心のせいで、大腿四頭筋やふくらはぎ、つま先が時々プルプルと震えています。この通勤ラッシュの社内でしか味わえない負荷を右足に感じながら十数分後、石神井公園に着くころにはすっかり筋肉痛ができあがりました。

次に思い当たったのが、パーソナルスペースの狭さです。石神井公園で若干名降車したとはいえ、まだまだ車内はぎゅうぎゅうです。私は人より臆病な性格なのか、パーソナルスペースで言うところの密接距離(45cm以内)に見知らぬ人が居ることが結構なストレスになります。特に、私の前方に居る人とゼロ距離、つまり服が触れている状態になると、妙なプレッシャーを感じ、心拍数があがるのです。私の体と心が何に警戒しているのかよく分かりませんが、ひばりが丘に着くまで、心の中のアラートは鳴りっぱなしでした。

そして、最後に到達したのが、汗をかくことです。ひばりが丘でも若干名降りて、足の踏み場も服が触れ合う状態も緩和されてきましたが、ここまでの心拍数の上昇と車内の熱気というか人いきれで周囲の温度・湿度の上昇により、私の狭い額から汗が流れてきます。それも尋常じゃない量の汗が、、、そう、汗っかきなんです(T_T)/~~~

夏場ならまだしも初冬のこの時期でも満員電車では汗が吹き出し、そしてその姿を周囲に見られるかと思うと、恥ずかしさで心拍数はさらに上昇し、その結果、さらに汗が出る。所沢に着くころには、まるで服を着たままサウナに入っていたかのような錯覚に陥るくらい汗をかいて魂の抜けたふらふらの人形が一体できあがっています。

そして、乗客に押し出されるように所沢駅のホームに降り立つと、そこでは秩父から吹く冷たい風と冬の冷気が私の身体をくまなく包みます。熱と火照りでぼーっとした頭がゆっくりと正常モードに戻り、同時に解放感と安心感から急激なリラックス状態になり「ホッ」と息をつく、、、もしかして、これが最近流行りの「整う」ってこと???