【FIREの日常】#99 最近の読書事情

この日記でもかなり前に書きましたが、本を読むのは好きな方です。小学生の頃は学校の図書館にあるファーブル昆虫記やシートン動物気などがきっかけで本に触れ、中学生の頃は歴史小説にはまって日本が舞台のものだと戦国時代もの、中国だと三国志や水滸伝なんかを好んで読んでいました。それが高校生になるとミステリー小説になり、サラリーマンのときは通勤電車の中で結構な数の単行本小説を読んでいました。

その頃は小説以外の、例えばビジネス書や啓発本なんかにはまったく興味を示さず、ひたすらフィクションだけだったんですが、46歳で大学院に入学すると授業で勧められたり、宿題で必要になったりで、専門書やビジネス書などを読む機会が増えました。すると、これまで避けていたのが嘘のようにビジネス書や経営・経済の専門書に興味を持ち、卒業してからも本屋で真っ先に行くのはビジネス書のコーナーになってしまいました。単なる食わず嫌いだったようで、『もっと昔から読んどきゃ良かった、、、』と後悔することも度々ありました。

それが最近、また変わってきたんです。
3月ごろから仕事でバスや電車に乗る機会が少しずつ増えたんですが、移動中の読書は分厚くて重いビジネス書よりも単行本小説の方が向いていて、2年ほど前に買って放置していた文庫本が数冊手元にあったので、それを持ち歩くようになりました。
そして、久しぶりにフィクション小説に触れると、、、

メチャクチャ面白いんです。読んだのは一時期かなりはまっていて発刊されると買い漁った「原田マハ」さんの小説と「米澤穂信」さんのミステリー。兎に角、時間を忘れるくらい楽しくて、バスが停留所に着く直前まで目を離せないので、あわてて降車する羽目になったり、電車では乗り過ごしそうになったり、、、乗り物に揺られながらの読書は懐かしさも相まってとてもリラックスできる空間だったようです。

しかも、読むジャンルも昔のまま。ミステリーは探偵ものが好みです。特に、ハードボイルド系(固ゆで卵)ではなくゆる~い感じの半熟ゆで卵系、いわゆるハードボイルドに憧れる3枚目探偵や素人探偵が出てくるやつ。東川篤哉さんや柴田よしきさん、萩原浩さん、などなど結構読んできました。あとはぶっ飛んだ設定のもの。万城目学さんのシリーズや伊坂幸太郎さん、浅倉卓弥さん、なんかもよく読んでました。
でも、一番読んだのはやっぱりお涙頂戴の感動もの。原田マハさんはこの分野ですかね。浅田次郎さんや百田尚樹さん、などなど。池井戸潤さんや宮部みゆきさん、東野圭吾さんなんかもスカッと感動系で好きでした。

と、まぁ小説を読んでいた時期が長かったので、書き出せばきりが無いんですが、これからも移動時間は増えそうだし、しばらく滞っていた小説漁りも再開しようと考えています。

ただ、島内に古書店がない、、、
徳島まで買いに行くのかぁ(・.・;)