【FIREの日常】#47 阿万プロジェクト

私の住んでいる地域で「阿万プロジェクト」というイベントが企画されていて、偶然なんですが知り合いの伝手で私も微力ながら運営側スタッフとして参加させてもらえることになりました。今回は、このイベントの準備の模様や苦労なんかを書いていきます。

まず、イベントの概要ですが7月3日(日)15:00から阿万海岸海水浴場で行われます。

『きばっとらんかよ!阿万』

これをキャッチフレーズに「阿万を愛する人が、阿万の為にできることを」するイベントです。この言葉だけでも、地元愛溢れる企画メンバーの想いが伝わります。

内容としては、ユニバーサルビーチ体験(車椅子での海岸散歩)やエアバトミントン体験、  子供向けの「さかなのタッチプール」などがあります。そして、メインイベントは3つ。

和太鼓倶楽部「志童」による和太鼓の演奏と、淡路島出身の同級生バンド「HATAKE」によるライブ、そしてイベントの最後が3年振りとなる打ち上げ花火です。南あわじ市をはじめ、複数の地元企業など官民が協力してイベントの盛り上げを図っています。

当日は、海水浴場の海開きの日でもあり、地元の子供たちだけじゃなく、多くの人で盛り上がるんじゃないかと期待が膨らみます。

そして、このイベントでの私の役割ですが、以前紹介した移住者の支援組織(あわじFANクラブあわじ暮らし総合相談窓口)のホームページにイベント案内を掲載してもらったり、当日掲揚する『きばっとらんかよ!阿万』の旗を作ったり、ステージの塗装をしたりと、出来る範囲でのお手伝いをかってでています。

で、こんな話をバイト先の冷凍倉庫(沖物産株式会社)でしたところ、いつも運んでいる130kgの氷を1本いただける、とありがたい応援をいただきました。空梅雨だった今年は、  イベント当日もかなり暑くなることが予想され、熱中症対策などにはかなり気を配っています。そんな折での氷提供の申し出は本当に助かります。

こんな風に、このイベントを陰で支えてくれる人たちがこの地域にはたくさんいて、運営側の実行委員のメンバーも自ずとモチベーションがあがります。準備も仕事が終わった人たちから順次集まって夜中まで続くんですが、作業用に会場を貸してくれている「ペンション アマテラス」も含めて全員がボランティアです。それでも、みんな楽しそうなんです。

メンバー全員がイベントを成功させたいという共通した目標を持っていて、だからこそ中腰でシンナーの臭いのするペンキを塗る、といったきつい作業でも笑顔でできたんだと思います。こんな気分は、高校の学園祭前日に夜までかかってワイワイと作業していたとき以来かもしれません、、、すごく懐かしい気分に浸れました。

この空気感こそがコロナ過で忘れられてしまった大切なものなんじゃないかと思ったりもしました。経済活動の復活ももちろん重要ですが、無償の活動でも復活させなきゃならないものも沢山あると気付かされた経験でした。

よかったら、7月3日に大人の学園祭を観に来てください。。。