雑感:準備と片付け

7月3日に私の住んでいる地域で「阿万プロジェクト」というイベントが開催されました。以前の日記では準備の様子をお伝えしましたが、今回はイベント当日に感じた「準備と片付け」について書いていきます。

まず、これまでの私は「何ごとも準備と段取りが最も重要」という信念で動いていて、サラリーマンの頃は準備・段取りのスペシャリストになりたいと思っていました。この考えは仕事だけに留まらず、プライベートでも段取りを重視していて、旅行やレジャーなどは綿密な計画を立てておきたい(ちょっと面倒な)タイプです。

そんな私なので、今回の「阿万プロジェクト」でも準備の手伝いはやる気に溢れていました。掲揚する旗を作ったり、舞台上の足場にペンキを塗ったり、と普段やり慣れない作業に椎間板ヘルニアの痛みが重なりつつも、イベントを成功させたい一心で楽しみました。

そして当日、、、イベントがスタートしました。

イベントの最中は特に出番もなく、観客に交じって舞台の演目を楽しみましたが、フィナーレを飾る打ち上げ花火が終わると、いよいよ片付けが始まりました。舞台上の音響機器や事務局のテントと机など、結構な数のモノを複数台のトラックなどに積み込まなければなりません。それも小雨の降る中で。。。

ここで気付きました、私は片付けが苦手だったことに。

これまでの人生で、片付けを積極的にやってこなかったことに。

サラリーマンの頃も準備にばかり意識が向き、片付けについてはあまり考えていませんでした。取引先など1,000名以上が集まるパーティーを仕切っていた時も、支店長以上が集まる重要な会議でも、会場の片付けは誰かがやってくれていました。

だから、今回のイベント終了後の片付けに、どんなモチベーションで挑めばいいのか少し戸惑いました。

『さぁ~、もうひと踏ん張り 頑張るぞぉ』、なのか
『はぁ~、終わったなぁ。やれやれ、片付けるかぁ』、はたまた
『さっさと終わらせて、ビール ビール!』が正しいのか???

こんなくだらないことを考えながら撤収作業をやっていると、周囲の空気感が準備の時とは違うことに気が付きました。準備の時はこれから始まるワクワク感というか期待感というか、色で例えると明るいイエローみたいなイメージでした。一方、片付けのときは事をやり遂げた高揚感とか達成感、色で例えると夕焼けのぼんやりした赤、みたいな感じです。もの凄く分かりにくい例えになってしまいましたが、同じメンバーでも準備と片付けでは違うモチベーションで作業しているように感じました。

そして、意外にも私は片付けの空気感がとっても気に入りました。イベント用に準備されたものが一つ一つ無くなっていき、最後には元通りの海岸に戻っていく様子は、本当の意味でイベントの終わりを肌で感じることができました。ここでイベントがあったかどうかも分からないくらい綺麗に片付いた会場は、イベントの熱気や余韻も一切消え去り、ただただ普通の夜の海に戻っています。

この空気を味わえるのは、片付けをした人だけの特権です。疲れるけど。。。

最後までイベントを支えた人たち、お疲れさまでした(^^♪