【FIREの日常】#25 南天攻防戦

2月下旬ごろから淡路島も日中はかなり暖かくなり、外での作業も気持ちがいいと感じる季節になりました。そんな時にふっと庭の一部を見ていると、無性に梨が食べたくなり、「そうだ、梨を植えよう!」となりました。そこで今回は、梨の木を植えるための庭のプチ模様替えの様子を書いていきます。

まず現在の庭の様子ですが、梨を植えたいと考えている場所には南天の木が植わっており、その周りに前の住人が切ったであろう切り株が4つほど植わっています。これ以外にも鉄の杭が3本刺さっており、恐らくチェーンを通すなどして敷地の境界を明確にしていたものを思われます。

そこで、今回のタスクは以下の3つ。
①これらすべての障害物を取り除く、
②きれいになった場所に梨の木用の土作りをする、
③ついでに、近くの畑の切り株も抜く、
いざ実行へ!!

最初に鉄の杭を抜くことから始めました。1本目は前後にゆするだけであっさりと抜けてくれたため「これは楽勝!」と2本目に取り掛かりました。こちら少し前後にゆするだけでグラグラと緩みだし、さぁ抜けるぞと思った瞬間、手ごたえが急に軽くなりました。あれ?っと思って手元を見ると鉄の杭が折れており、上半分は取れたものの、下半分は地面に刺さったままになってしまいました。まぁ、これは後で何とかするとして、そそくさと3本目へ。こちらも前後に揺らして抜こうと思ったら、びくともしません。押そうが蹴ろうが、まったく動かないんです。どうやら、この杭だけコンクリートで固めているようで、結局30分ほどかかって掘り起こしましたが、今度は重くて動かない!

体力と筋力にはそれなりに自信があり、50kgくらいまでなら持ち上げられるはずなんですが、、、これは無理です。仕方がないので邪魔にならない場所まで汗をかきながら転がして運び、こちらも処理は先送りに。後日談ですが、敷地内に建築中の家に水道工事業者の方が来ていた時にコンクリートのはつり機を少しお借りして杭の周りのコンクリートを砕こうと思ったのですが、今度は固すぎてはつり機でもなかなか砕けない。業者の方いわく、昔のコンクリートは強度があるとのことでしたが、重さも硬さも、なんとも手ごわい。。。

で、いよいよメインの南天と切り株の引き抜きです。切り株に関しては家を購入した時点から気になっており、移住前に10本程度の切り株は抜いていました。その時に大活躍したのが「チェーン・ブロック」です。工場などで重たいものを吊り下げて移動させるのに使われているもので、これが切り株を抜くのにとても重宝します。

このチェーン・ブロックを8ヶ月ぶりに引っ張り出し、切り株に向けてセッティングしました。もともと何の木なのか切り株だけでは分かりませんが、切り倒されてからでも根っこは太く広く張り巡らされています。それを1トンまでは軽々持ち上げるチェーン・ブロックで持ち上げるのですが、切り株が抜ける前のメリメリという音がとても気持ちいい♬

順調に切り株3本を抜いたら最後は一南天です。生木で幹が地面から12~13本、背丈は1.5mほどで、とても元気です。とは言っても、幹は細いし、冬場で葉も落ちているので、楽勝でしょ、とたかをくくっていました。

が、これが実に大変。。。

そもそも、細い枝が縦に伸びているので、チェーン・ブロックが上手く引っかからずにすべってしまうんです。持ち上げる力がどんなに強くても、引っ掛かりが無くてはその力も発揮できません。じゃあと思い、少し掘り下げて根っこ付近で引っ掛かりを探そうとしましたが、根っこはかなり広範囲に拡がっており、いくら掘り返してもいいポイントが見つからない。

かれこれ1時間くらい格闘していましたが、やっぱり持ち上がらない。少し疲れてきたので、休憩でも挟もうかと思っていた矢先、気が付きました。

「あれ、チェーン・ブロックのベルトの使い方、間違ってねぇ?」

そうなんです、久しぶりにチェーン・ブロックを使ったので、気に巻き付けるベルトの使い方が少し違っていたのです。本来は引き上げると同時に対象物を締め上げることでベルトが抜けるのを防ぐのですが、私はそれをすっかり忘れていたため、何度もやっても南天に引っかからずベルトが抜けてしまっていたのです。その後、10分ほどで無事に南天の根っこも持ち上がりましたが、その根の大きいこと、驚きです。

南天は「難を転ずる」とされ、鬼門や裏鬼門に植えられることが多いようで、我が家にももう一本裏鬼門の方角に南天が植わっています。これからは残った南天に我が家の難を転じる役目を一手に担ってもらうことになるので、少し大事にしてあげようと思います。