【FIREの日常】#122 遠方の友を1週間アテンド

オーストラリアの友人が淡路島に遊びに来ました。前回は、徳島空港に到着するまでのことを延々書きましたが、今回は1週間の滞在をどうやって過ごしたのか?私は淡路島でどんなアテンドをしたのか?についてです。正直、単なる行動記録にしかなっていないので、あまり楽しい話はありません、あしからず。。。

日曜日の午後に徳島空港ついた友人ですが、この日は淡路島のスーパーに寄って当面の食料を買い出しするだけでした。家に着いてから2時間ほど近況などを話して終了。正直、慣れない英会話にどっと疲れました “(-“”-)”

翌日の月曜日は朝から雨。オーストラリアで交通事故に遭い肩や脚、足首が痛むようだったので、午前中はのんびりお茶を啜りながらまたしても英会話。でも、この頃には少しだけ慣れたと言うか、

『無理なものは、無理』
『説明が難しいことは日本語で喋って、あとは奥さんに任せる』

という半ば開き直りにも近い発想に転換できたので、ストレス値は若干下がった感じです。
昼になると前日のスーパーで買った食材などを調理してもらって、昼食を済ませてました。
なんと、この友人は昔イギリスでコックをやっていたこともあって、料理はお手の物。家にある調味料やスパイスで手際よく料理し、美味しくいただきました。
そして午後。生憎この日は1時間ほどの仕事が入っており、その間は家で待機していることを伝えましたが、そこはじっとしていられない欧米人。それなら昨日行ったスーパーで買い物をしているから、そこで待っている、、、と。
打ち合わせを少し巻き気味に進め、50分後に再びスーパーへ。無事に合流すると、そのまま足首のサポーターを探しに別のスーパーやホームセンターを2件ほどはしご。結局見つからなかったんですが、雨は止んでいたのでそのままイングランドの丘に寄って、その日は終了。

火曜日は、朝から大塚国際美術館へ。ここはGood!なにより、美術館に入ってしまえば、 見るものが多くて時間があっという間に過ぎていく。しかも、英語の音声ガイドを使えば説明も不要!ただ、一つ誤算が。夢中で絵画を眺めていたら昼時を過ぎていて、ランチの店がどこも空いておらず、最終的には淡路島に戻って福良という港町の道の駅あたりで軽食をとるしかできませんでした。ごめんm(_ _)m

水曜日は朝からサツマイモ掘りを手伝ってもらうつもりだったんですが、それを始める前に我が家の庭にある井戸に興味を持ってしまい、それを修理しはじめました。我が家の井戸は水面まで5~6mほどはあるでしょうか、昔は水まきなんかに使っていたみたいなんですが、もう10年近く放置されていたようで、何をどうすいればいいのか分からず、手押しポンプは買ったもののそのままにしていました。それを見た友人は、さすが水の貴重なオーストラリアで育っただけあって、井戸の修理はお手の物。どこからか塩ビのパイプなどを集めてきてなにやらごそごそ始めました。最初こそ手伝っていましたが、そのうち何をしているのかよく分からなくなったので、そそくさと退散してサツマイモ掘りへ。近所の人も手伝ってくれたので、昼食は一緒にオーストラリア産ラム肉のジンギスカンを食べて、この日も無事に終了。

木曜日は午前中はダラダラ過ごして、昼食後に淡路人形座へ。残念ながら団員が出張公演中だったので、浄瑠璃は見られなかったものの、舞台裏や劇の説明をしてくれるツアーがあり、 むしろこっちの方が楽しかったのでは、、、というほど満喫しました。そして、本日のメインは 観潮船で鳴門のうずしおを見るツアー。福良港から咸臨丸に乗って約一時間。やや肌寒い甲板の上からまじかにうずしおを眺めてきました。この日は観光客も多く、100人以上の人が乗船していたでしょうか。時間帯もよく、あちこちで渦の見えるいい日でした。

やっと金曜日。朝から結構な雨が降っていたので、車で移動できる場所へと思い、淡路島の真ん中あたりにある志筑の「たこせんべいの里」へ。友人が大のせんべい好きだったのを思い出して、少し足を延ばしてここに連れて来たんですが、予想通りの大はしゃぎ。ここに向かう道中で地元の親しい友人の訃報を受け取ったので、かなり落ち込んでいたんですが、いざ40種類以上のせんべいを試食すると、気分は多少は紛れたみたいで、こちらもホッとしました。
その後は近くの海鮮レストランで昼食を済ませてから洲本城跡へ。洲本の街が一望できる見晴らしのいい場所で、傘を差しながらの鑑賞とはなりましたが、それなりに楽しめました。

そして、土曜日。もう手詰まりです。手近な観光スポットは尽きました(-_-;)
なので、徳島市の眉山まで行くことにしました。この日も曇り空ではあったんですが、頂上からは淡路島までくっきりと見ることができ、景色は最高でした。本当なら歩いて下山したいくらい空気も澄んで気持ちのいい日だったんですが、足首を痛めている友人がいるのでロープウェイで下山。2時間近く楽しみました。その後は激混みのクルクル鳴門(道の駅)でランチを済ませ、翌日のことを考えて早目に帰宅しました。

最後の日曜日。この日は私が仕事で神戸に行くことになっており、どうするか相談していたんですが、最終的には一緒に7時のバスに乗って神戸まで行き、夫婦だけで散策してもらうことになりました。私は9時から18時まで仕事だったので、帰りの待ち合わせは18時半に三宮の バスターミナル。奥さんには姫路城に行くのがいいかも、、、と伝えてあったので、空いた時間の半分以上を姫路で過ごしていたようです。すっかりご満悦でした。その後、バス停で落ち合って淡路島に戻り、その足で徳島空港近くのホテルまで送迎。翌日の朝一の便で東京に向かう 予定だったので、最終日はホテルに宿泊してもらいました。

ここでお役御免(・.・;)
次にいつ会えるか分からない友人との別れの寂しさ3割、英語漬けの毎日からの解放感3割、淡路島でも1週間程度のアテンドならできる、、、というなぞの達成感4割、という何とも言えない気持ちで夜の徳島をドライブして帰りました。

そのうち、オーストラリアのPerthにも行かなきゃいけないんだろうなぁ~。