最近、ゴルフに誘われることが増えて、15年ぶりくらいに10月~12月まで月1ペースで予定が入っています。スポーツの秋とはよく言ったもんで、確かに秋晴れで気候のいいこの時期に山でゴルフクラブを振り回すのは無条件で気持ちいがいいもんです。今回は久しぶりにゴルフに行ってみて思ったことを書いていきます。
私は、社会人になってすぐのころは営業職に配属され、当時の上司がゴルフ好きで『営業マンたるもの、ゴルフは必須だ!』との号令の下、23歳からゴルフを始めました。その後、本社に行くまで15年ほどは月に2回程度のペースでラウンドし、接待に連れていかれてもそれなりに恥ずかしくないスコアで回るくらいには上達していました。
当時は、ゴルフに行くのが楽しくて仕方がない、スコアが悪ければ『今日はドライバーが悪かっただけ。他はよかった』と自分を励まし、良ければ『さすが!普段の練習の成果が出た!』と悦に入る。こんなことを繰り返していました。こんな風にゴルフを楽しんでいると、自然と周りにもゴルフ好きが集まってきて、職場ではゴルフ同好会を作り、取引先ともプライベートで定例会をやっていました。
それが、本社勤めになってからは一変、まったくゴルフをしない日々が続きました。仕事がそれなりに忙しかったのと、周囲にゴルフをしそうな人がいなかったのが理由だったように思います。勝手な印象ですが、本社勤務が長い人たちってインドア派というか文系チックというか、頭はとてもいいんだけど、お日様が似合わない人たちが多くて、、、その中に埋もれると自分もゴルフから遠ざかっていました。
それが、移住して地元付近に戻ってくると、昔の上司からお誘いを受けることになりました。おそらく、営業職を離れてからの15年間でゴルフに行ったのは片手以上両手未満、7~8回くらいでしょうか。そりゃ、下手になってます(._.)
まず、体が思ったように動かない、特に腰が全然まわらない。誘ってくれた人からすると記憶は上手かった当時の姿で止まっているので、久しぶりに一緒にいって驚いていたようです。 まぁ、必死に言い訳する必要もないので、『今の実力はこんなもんです( ;∀;)』と正直に告白すると、なぜかその次も誘われる。。。
こんなことを何回か重ねて気づいたことは、スコアにこだわらないとゴルフは上手くはならないけど、ラウンドする楽しさは変わらない、です。まったく練習をしていなくても、たまにいいショットが打てることがあり、その時はものすごく気分が上がります。反対に、失敗しても練習にすらいってないんだから当然のこと、と開き直っていられるので落ち込みもしません。精神的にプラスはあってもマイナスが無い、、、理想的な状態です。帰り道も、あの場面でなんであんなショットを、、、とか、あのアプローチは散々練習したのに、、、とか、あのパットさえ、、、 なんて後悔もなくなり、気分良く帰れます。
ただ、翌日と翌々日は違います。腰やら何やらが痛くて仕方がない。普段使わない筋肉を酷使しているからなのか、ベッドから起き上がるのさえ一苦労 (>_<)
『やっぱ行かなきゃよかった、ゴルフなんて』と後悔する始末。
プレイや精神面では大人になったんですが、クラブを持つと振り回す癖は治っておらず、ついつい昔のように思いっきりやっちゃうんです。そりゃ、筋肉痛にもなります。
そろそろ「年相応」ってことも学ばないとなぁ~(-_-;)