先日、車検を受けました。移住を決めてから島内の中古車販売店で手頃な車を買ったんですが、あれから早くも2年経ち車検をむかえると言うことで、移住生活の長さを知り何となく感慨深い?気持ちになりました。
と言うことで、今回は「車」に関する話です。
淡路島の生活に自動車は欠かせませんが、実際に住んでみると自動車を持っていない人や運転できない人もちらほら見かけます。
特に学生は免許を持っていないので、かなりの距離を自転車で移動しています。車で30分くらいの距離なら1.5時間くらいかけて苦も無く自転車で行くようです。聞いた話では、高校卒業後に勤めた会社に免許を取るまでの半年間、毎日片道1.5時間ほどかけて通勤していた人もいたようで、意外と何とかなるよ、、、と言っていました。
あと、趣味で自転車を乗っている人もチラホラいて、本格的なロードバイクに跨って一山超えた先にある飲食店にランチに出かける強者もいるようで、昼ご飯が目的ではなく自転車に乗りたいがためにわざわざ遠くまでランチに行っているようです。「アワイチ」という名称で1周150kmほどの淡路島を自転車で踏破するのが人気になっていて、そのために整備された自転車道は地元民にとってもありがたい普段使いの道になっています。
そして、私も車を使うのは週に3~4日ほどで、あとは徒歩や最近いただいた自転車(私のはママチャリですが)でコト足りています。特にデスクワークが続いたりすると、運動不足解消のために歩いて外出することが多く、郵便局⇒銀行⇒ミニスーパーを1時間ほどかけて回ることはよくあります。ただ、100m先へも車の移動が当たり前になっている近所の人たちからは変わった目で見られているようですが、、、
と、ここまで自転車のことばかり書きましたが、淡路島の自動車移動は決して難しい訳ではありません。むしろ都会よりも走りやすいと思っています。
まず、主要な幹線道路がしっかりと整備されています。特に歩道にしっかりと幅を取っているのが印象的で、歩行者も自転車も幅広な歩道を通ってくれるので、運転手にとっては歩行者を避けるために減速したり車線をはみ出したりする必要が無くストレスが減ります。そもそも、歩いている人が圧倒的に少ないので都会に比べると神経的な疲れは少なくて済んでいます。
一方で、信号機が少なく道幅も広いのでスピードを出し過ぎる人は結構います。何をそんなに急いでいるのか、制限速度を20km以上オーバーして追い越す人や、特に県外ナンバーの人たちに多いのが高速道路と間違っているのでは?と思うほど飛ばしている様子も見かけます。
なので、自損事故の割合は都会と比べて高いように感じます。先日も広々とした走りやすい道で車が横転していましたが、明らかにスピードの出し過ぎが原因だと思われる事故を目撃しました。つまり、走りやすい環境が整っているので、あとは運転手の意識次第、、、というのが島内の道路事情なんだと思っています。
あと10年もすれば「自動運転」の開発が完了し、2040年には一般家庭にも普及し始めるんじゃないかと言われていますが、その時に私は60代後半。
道路事情のいい淡路島を実証実験に使ってもらって、もっと早く手に入らないかなぁ。。。