【FIREの日常】#127 腰の痛みと東京出張

1月のとある週末に東京に行ってきました。

JOIN2024という移住・交流&地域おこしフェアが東京ビックサイトで催されるため、淡路島ブースの相談員として参加してきました。イベントが朝からだったので、移動は前日の午後。
その日も持病となったぎっくり腰の痛みと戦いながら起床。ベッドから立ち上がろうとすると腰の周りがこむらがえりになったように痛み、5秒ほど動けなくなる。少し体制を変えると落ち着き、再度立ち上がろうと身体を起こすとまた痛みが。。。
こんなことを数回繰り返して15分ほど経ち、起きることを諦めかけた頃、やっと立ち上がることができ、なんとか朝のルーティンへ。こんなので東京で仕事なんてできるのか?と不安に思いながら、それでも15時くらいの飛行機で徳島から羽田に向かいました。

が、この日は東京はあいにくの雪(・.・;)

腰の痛みで天気を調べることに気が回らなかった私は、当然傘など持っておらず、少し弱まった小雨の浜松町から徒歩でホテルへ。でも。荷物と腰のせいで歩くペースはいつもの4割減。歩いてすぐに小雨は雪に変わり、『これは不味いなぁ』と思いながらも雪は遠慮なく頭やコート、キャリーバックに積もります。傍から見れば中年のおっさんが降りしきる雪の中を傘もささずにびしょ濡れになりながら腰を曲げてトボトボ歩いている。かなりシュールな絵だったと思います(-_-メ)

ホテルへ着くと、あまりにもずぶ濡れだったのでしょう、フロントの方がすぐに『どうぞ』とタオルを渡してくれ、チェックインも早々にすぐ部屋へ。荷解きもせず、そのまま熱いシャワーを浴びると、凍えていた身体も心も温まりました。シャワー室から出て乾いた服を着て少しホッとしたら今度は腰の痛みが気になりだしました。仕方なく最寄りのドラッグストアを調べて寒かった外に薬を買いに出かけました。もちろん、フロントで傘を借りて。
この数日前に漢方薬の専門家から筋肉の収縮(こむらがえり、足がつるなど)には芍薬甘草湯が効くと教えてもらったので、ドラッグストアで早速購入してホテルに帰りました。

そして翌朝。

幸い風邪をひくことはなかったんですが、腰のことを考えて念のため出発の2時間前に起きました。腰の痛みは残っていましたが、前日のこむらがえりのような感覚はほとんどありません。それでも不安なのでできるだけゆっくり動いてシャワー室に入り、腰を温めていると痛みもかなり緩和されてきました。

芍薬甘草湯、、、すごい効き目です。

早く起き過ぎたので、たっぷり時間を使って朝の準備をして、いざ出発。前日は気が付かなかったんですが、ホテルは外国人観光客がかなり泊まっていたようで、部屋を出たところで東南アジア系の従業員らしき人とすれ違い、エレベーターではこちらも東南アジア系の女性と一緒になり、エントランスには欧米系のグループ2組7人が無料の朝食を食べていました。感覚的にはほとんど外国にいるようなアウェイな気持ちに。。。
それでもホテルから出る時にフロントから『いってらっしゃいませ!』と声をかけられ、日本であることに少し安堵しました。

外に出てから駅に向かうまでも大きなリュックを背負ったバックパッカー数組とすれ違い、東京は本当に観光客が戻ってきたことを実感しました。これなら日本の景気も多少は良くなるかも、、、なんて思いながら、やや腰を曲げ気味にしてゆっくり会場へ。

東京ビックサイトの南館で開催された移住フェアは東京と大阪を除いた日本各地のブースが並ぶ国内最大級の移住関連イベントで、だだっ広いフロアに関係者と出展者、参加者でごった返していました。

余談ですが、この会場は私が2019年に行政書士試験を受けた会場で、コロナ禍での試験ということもあって空調の効いた大きな場所にしたようです。その時、同じ場所で受験した人が約1万人。それだけ入るくらいの広い場所でのイベントでした。

相談業務自体は、普段の淡路島での相談と違って気楽なものでした。と言うのも、淡路島での相談は本気で移住を考えている人がほとんどで、より具体的な情報を求められるのですが、 イベント参加者は移住に興味があるなぁ、、、とか、移住先はどこがいいかなぁ、、、といった感じの先方もライトな感じなので、こっちは淡路島の場所や特徴、魅力、移住の楽しさを伝えるだけです。話をしているこっちが楽しくてウキウキしていました。

それでも1日中、ほぼひっきりなしにブースを訪れてくれる人がいたので、終わるころには声が掠れ気味に。かなり調子よく喋っていたんだと思います^^; とても楽しい1日でした。

久しぶりの東京。腰の痛みさえなければ、もっと満喫できたのに(*_*;