【FIREの日常】#91 冬の土木作業

冬は雑草が減るので、このタイミングで駐車場スペースの雑草対策をすることにしました。と言うのも、近所の人から防草シートが余っていると聞いていたので、引き取りを申し出てたところ譲ってもらえることになりました。

今回の作業は、2m × 10m の防草シート3本を駐車スペースに敷き詰めてそれっぽくする、、、をやり遂げようと思っていたんですが、やり始めてすぐに分かったことは、「これって結構な重労働では?」でした。

防草シートは一般的な厚さ1mm程度の薄いものではなく、厚さ2cm近くもあるとても重たいものでした。なにやら護岸工事などを営んでいる会社が間違って発注したものらしく、使い道がないまま倉庫に眠っていて邪魔だったらしい。それを3本も、、、

近所の人にも手伝ってもらいながら、なんとか家まで運んでからいよいよ作業開始です。まず残っている雑草を徹底的に除去し、そこに譲ってもらったシートを敷き詰めました。白いシートを敷き詰めた駐車場は、遠目で見ると雪が積もっているようにも見え、なんとも幻想的な雰囲気を醸し出しています。

そこに、今回の作業で唯一自分で購入した防草シートを固着するためのピン(釘みたいなもの)を100本以上打ち込んでいくんですが、この作業は腰にきました。昨年、玉ねぎの収穫を手伝ったときに椎間板ヘルニアが発症し、それ以降長い時間前屈みになる作業はとてもつらくなっているんです。途中で何度も休憩しながら腰を伸ばして、やっとのことピンを打ち終えたら、次はシートの上に砂利を巻いていきます。これも近所の人からの貰い物(#^.^#)

以前どこかの駐車場に巻いたコンクリートがらの残りが空き地に積んであるので、好きに使ってええよぉ~、なんて言われてそそくさと取りにいきました。その量、約2トン!!

農業用の肥料が入っていた空き袋にシャベルでコンクリートがらや砂利を詰めて、それを自家用車で運搬。最初は欲張って1袋に40㎏ほど詰めてしまい、車のトランクに乗せるのも一苦労(-_-;)

1回に500kgくらいの量を積み込んで、家についたらそれらを下ろし、1袋ずつ防草シートの上にぶちまげてからレーキで均していきます。今回の作業で一番楽しかったのがこの作業で、大学1年のころにアメフト部でやっていたグランド整備を思い出し、とても懐かしい気分になりました。山を崩しながら何度も何度も均一になるまで砂利を拡げていく。目に見えて成果が分かるとテンションも上がりました。

でも、楽しい作業が終わると、またコンクリートがらを袋詰めして持ち上げる、という重労働が待っています。寒風吹きすさぶ真冬の空き地に、どっぷりと汗をかきながらシャベルを片手に奮闘している中年男性、、、通りかかった人たちの奇異な視線を感じながら、2日間かけてやり遂げました。

本当はもう少し量があった方がいいように思いましたが、空き地のコンクリートがらも底を尽いたのと、なにより気力が尽き果ててこれ以上の運搬は不可能だと判断し諦めました。それでも結構それっぽい様相の駐車場だできあがり、汗をかいた分の結果は出たんじゃないかと。。。 最終的には余っていた「固まる砂」なるものを砂利の上から巻いて完成としました。

行動量の減っていた冬場に過酷すぎる肉体労働でしたが、終わってみれば満足な駐車場の雑草対策でした(^^♪

これで雑草に勝てたのかなぁ~(ちょっとだけ不安です)