【FIREの日常】#5 初めてのDIY

DIYって楽しいですね♪

移住してからやりたかったことの一つにDIYがありました。自分で設計図を書いて、木材を買って、加工して組み立てる。この一連の流れを自分の好きなやり方で、好きなタイミングで、そして失敗することもありなDIYって、趣味としては最高ですよね。

で、引っ越し前から作ってみました。本棚!

まずは設計です。天井の高さや壁の広さを測って大体の大きさを決め、並べる本の高さを測って棚の間隔を決める。私は、漫画用の本棚と、文庫本・ビジネス書籍や仕事関連の本、大学院時代のテキストなどを並べる本棚の2つを設計しました。

次は道具の購入です。インパクトドライバーはサンダーやドリルも兼用できるBLACK+DECKER(ブラックアンドデッカー)のマルチツールを、面取り用のトリマーはE-Valueの製品を、木材を切るためにHiKOKIの丸のこを、といった具合にYouTube先生がお勧めする道具を大人買いしてしまいました。でも、これらは目茶目茶便利!素人こそ道具をそろえるべきだと本気で思いましたね。

ここまできて、やっと材料の購入です。柱には2.4mの2×4木材を、棚には1.8mと1.2mの集成材を、塗料は水性のウォルナットとクリアの2種類を、ビスは90mmと45mmを、他には手袋や紙やすりなど諸々を淡路島のホームセンターで買いました。運搬には軽トラックを借してもらったので、とても助かりました。

さぁ、すべてが揃った! いざ制作! と思ったのですが、そもそも丸のこもインパクトドライバーも触ったことがない私。YouTubeでさんざん動画を見て、さも自分でできるようなつもりでいましたが、実際にやってみると丸ノコの音の大きさに驚き近所迷惑を心配したり、トリマーがまき散らす木屑に癖易したり、、、想像していた「DIYを楽しんでいる自分」はどこか遠くに行って、残ったのは汗と木屑とモーター音にまみれたつなぎ姿の中年と少し斜めにカットされた木材でした。

それでも、すべての材料をビスで留め、組み上げ、ラブリコで天井に固定した本棚を床から見上げたときは、やっぱり感動しました。ビスは斜めに刺さって棚板からズレていても、棚が水平じゃなくても、塗装のムラが目立っていても、これを自分で一から作ったのだと思うと、嬉しくて仕方ありませんよね。

本棚制作中はあれだけ「修行かぁ、これは!」と毒づいていたのに、気付けば洗面所やトイレの棚、玄関収納、宅配BOXなど思いつくものを片っ端からDIYしていました。

結局、好きなんだよなぁ、DIY。次は何を作るかなぁ~